木の花ファミリーは、一人一人独立した個人が集まり一つの経済を生み出しています。その暮らしは、とてもユニークで優しく本質的な平等が実現しています。天然循環法による恵みをいただき宇宙を語る木の花ファミリー。お金を通して心を表現していきます。

あなたの未熟もみんなに役立つ

弱さの情報公開


9月29日放映のクローズアップ現代+「生きづらさを抱えるあなたに~障害者殺傷事件が投げ掛けたもの~」を観ました。その内容を要約すると以下のようになります。

☆彡 ☆彡 ☆彡

相模原市の知的障害者施設で起きた殺傷事件。
その容疑者は「障害者は役に立たない」という供述をしています。
そして、「障害があって家族や周囲も不幸だと思った。
事件を起こしたのは不幸を減らすため」とも述べています。

そのため多くの障害者が身の危険を感じるようになっています。

この「役に立つ」という言葉。
効率を追求する現代社会を表す言葉で、その言葉が社会から多様性を奪い、
障害者だけでなく、健常者も生きづらさを感じるようになっているのです。

ですが、「障害のある人たちが働ける企業は成長する」し
「多様性こそ人間の繁栄を支えてきた」ということが最新の研究で分かってきました。

偏った価値観を超えて共生社会をいかに実現するかが課題となります。

☆彡 ☆彡 ☆彡

この番組の中で「べてるの家」向谷地生良(むかいやちいくよし)さんは、
弱さの情報公開」というキーワードを挙げていました。

この言葉はとても印象に残りました。

もし社会が人々の多様性を認めるようになれば、
そして一人ひとりが自分と向き合い自らを受け入れたならば、
共有された「弱さ」はみんなに生かされていくのです。

「弱さ」だけではありません。
一人ひとりがしっかりと自分と向き合い受け入れたならば、
すべての特性がみんなの中で生かされていきます。

そんな話を一つ紹介します。

あなたの未熟も場創りに役立つ


1年前の10月2日、大人ミーティングでいさどんはこんなふうに話しています。

☆彡 ☆彡 ☆彡

我々は何をするかというと、僕と同じような話をみんなにしろって言っているのではないのです。
「みんなで」という気持ちで暮らし、それを人々に見てもらいたいのです。
こんな素晴らしい世界がいっぱいに広がって欲しいから、人々に見て欲しいのですよ。
たったそれだけです。

それは日常、みんなが気持ちよく「さーと」心が通っていって、
「ああこれだったんだね。これがやりたかったんだね。」
そういうことを言葉ではなく空気を感じて、
「神さまの目的はこういう世界だったんだ」と理解することです。

これはとても身近にあって、アカデミックでもなんでもありません。
哲学とか立派な話でもなんでもありません。

「あぁ、いい空気だね。」
「こういうところに生涯身を置きたいね。」
「こういう生き方を自信を持って、安心の場所でやりたいね。」

そう感じたら誰だって出来るんですよ。

 ~中略~

みんなで良い響きを生み出していく。そんなふうでありたいです。

なので、お願いだから、人の心を調整するような時間をこの場に持ち込まないで下さい。
自分の心は自分で調整して下さい。もうそういう段階です。

それでも、残念ながら、充分に果たせなかった時に、
それを投げやりにならないで、表に出して、みんなにそれを正す方法を請うて下さい。
自分に実力がないのですから。

そして、みんなに助けてもらって、心から「ありがとうございます」と言って進んで下さい。
そうしたら、あなたの未熟も「良い場創りに役だったね。」ということになります。

みんなが他者のことを思い合う。
そういう心の表現に繋がるのですから。

だから未熟でもいいのです。
本当にみんなに託していく。そういう場創りが大切です。
そしてそういう場はいつでも表現出来るのです。
道を難しい道だと思わないでください。




☆彡 ☆彡 ☆彡

この日のミーティングでは僕の滞りが話題となり、みんなに沢山の時間を掛けてもらいました。
その滞りは僕が長年向き合ってきたテーマであり、人生最大の課題となっていました。
1年前、大きな滞りの中で僕はそのテーマと向き合いました。
そして今、その課題を超えています。

あれから1年が過ぎ、そして今日は新月です。

この節目にそのテーマについて書くことで、自分の歩みをより力強くしていこうと思います。

僕の父さん


僕の父さんは僕に対しとても強い愛着を持っていました。
自分の中心を投げ出し僕に置いていたのです。
僕の行動が気になり、僕の一挙手一投足に一喜一憂する状態でした。

そんな父さんとの間にはいろいろなエピソードがあります。
以下いくつか紹介しますね。

エピソード(1) 体育祭の打ち上げ


僕が高校生の頃、体育祭の打ち上げでクラスのみんなとカラオケに行くことがありました。
カラオケボックスで21時ぐらいまで遊んで家に帰るのは22時過ぎになったのですが、
父さんは家に帰った僕を見るなりいきなり頬っぺたをビンタし怒りだしました。
加えて、僕が家に帰ってくるまでの間に、
心配で心配でクラスの子の家に電話までしていたのです。
これには参りました。
そして挙句の果てには、
「カラオケセットを買うからうちにみんなを呼んで遊べばいいだろ」
とまで言い出しました。
ただ僕を側においておきたいだけで、他の子のことは全然考えていないのですよね。
困ったものです。f(´-`;)ポリポリ
もちろん、こんなナンセンスな言葉に僕は応じませんでしたが。

エピソード(2) 駅に迎えに来る父さん


大学生になって帰りが23時過ぎになった日のことです。
家の最寄り駅で電車を降りると自転車に乗っている父さんと出会いました。
僕のことが心配で心配で様子を見に来たのです。
その姿に僕は不機嫌になるのですが、
そんな僕を見た父さんは「散歩していたんだよ」と言ってそそくさと帰っていきました。

エピソード(3) 今生の別れの杯を交わす


23歳の春、僕は友人とハワイのオワフ島に行くことにしました。
初めての海外旅行です。
それを聞いた父さんはショックを受け大慌てとなります。|゜□゜;|┐ガーン!!

飛行機が落ちる

銃で撃たれる。

父さんにとって飛行機は落ちるものであり、海外は銃で撃たれるところなのです。

これはもう理屈ではないのです。

そんな父さんに僕は語りました。

父さんの気持ちは分かりますが、僕は自分の可能性を広げたいし、広げる必要があるのです。
だから海外に行かないという選択肢はありえません。
そう、僕はこの機会に死んでしまうかもしれません。
それでも僕は行くのです。
僕が死んだ時は不幸な息子としてお許しください。

こんなふうに伝えて一緒にお酒を飲みました(^-^)


とまあこんな感じです。
まだまだ例を挙げたらきりがありませんが、とりあえずこんなところで。

自分の中心を投げ出し僕に置き、僕の言動に一喜一憂する。

僕が苦しめられた父さんのこの特性は、僕の心と身体に染み渡り、
そのまま僕自身の特性となり僕の中の爆弾となっていきました。
そして遡ればきっと、これはじいちゃんの特性でもあり時代の中で生み出された歪みなのです。

ここで紹介した父さんの姿はそのまま僕自身であり、時代の一つの現れです。

僕は長い間この特性に向き合いきれずに翻弄されてきました。
そんな中、一番苦しい時期には以下のような状態にもなりました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

10年前の10月、中学校で勤めている時、僕は職員室の自分の机を蹴飛ばし、
そのままドアに向い、ドアを叩きつけて締めて、そのまま学校を離れました。
そして、道路を歩きながら、傘を叩きつけて、傘を壊したら、空から雨が降ってきて、
僕は濡れながら家まで5km歩いて帰りました。

僕はその頃、毎晩泣いていて、
人前でもきっかけがあると涙を止めることが出来ませんでした。


そして窓から飛び降りる衝動に襲われ、マグカップを人に投げつける衝動に襲われ、
心を静めるために一日に何回も屋上に行き、一人で佇んでいました。



空っぽへのあこがれ」より(年数を修正)

☆彡 ☆彡 ☆彡

こんな感じで、この特性は僕の中の爆弾となり、定期的に火がついていたのです。

1年前、僕は再び自分の中心を他者に投げ出し滞りを経験しました。
ですが今、僕はその滞りを克服しています。
それは「物語の終焉、そして始まり」に書いた通りです。

僕は少しずつ天から自分に柱を降ろしてきました。
そして、それは今も続いています。
今、僕の中心は天から僕へと貫く柱となっています。
まだ細い柱ですが、日々の生活を重ねる中でどんどん太くしています。
その柱を意識している限り、僕は自分の中心を他者に投げ出すことはありません。
だからもう二度と再び同じ滞りを経験することはないのです。

自分の中心を他者に投げ出し、他者に依存していく。

僕が向き合い乗り越えた「弱さ」は今、一つの物語として完結しています。
それをみんなと共有することで、僕らは人間に対する認識を深めていけます。
そして、その学びは僕らの人間性を向上し、豊かな世界へと繋がります。

僕の弱さ、未熟はこんなふうに生かされています。
そして、僕を謙虚な気持ちへと導いてくれています。

あなたの未熟もみんなに役立つ。

そう、だからただただ思い切り生きるだけなのです。

思惑は何もいりません。

そして出会うことをいただき学びを深めています(^-^)

みんなが思い切り生きることで個性豊かな多様な場が生み出されます。

それはきっと宇宙の実相へと至るのです。

9月27日朝、人参間引き中の写真です。

揚羽蝶を見つけました。










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