真実を明らかにする

インターネットと暴力


2016621日、夏至の日にオープンしたサイト「木の花ファミリーで起きたことを検証する」に新たなページが加わりました。題して「インターネットと暴力」です。夏至の日から地球が30度動いた722日、大暑の日に加わったことに宇宙の流れを感じます。

上記のページに書かれていることを簡単にまとめると以下のようになります。

☆彡 ☆彡 ☆彡

私たちは一人一人独自の世界観を持って暮らしています。そのため同じ出来事に出会ってもその捉え方は人それぞれ異なります。一つの出来事が人間に多種多様な体験や解釈を生み出すのですが、そこにその人の人間性が現れます。
この世界は70億人の人々の心が折り重なり出来ています。一人一人の自我が生み出すイメージは自然界から自由であるため、それはともすれば実体からかけ離れたものともなるのです。今、この世界は巨大なバーチャルな空間となっています。例えば、お金です。今、お金はただの数字となりつつあります。世界の大部分のお金はコンピューター上でやり取りされ、それは人々の欲望や熱狂、不安や恐怖などにより価格変動を繰り返しています。そして、インターネット。誰でも気軽に発信できるこの空間は、実態とかけ離れた内容も検証されることなく拡散されていきます。そこでもてはやされるのは、上手に表現できる人であり、実際の人間性は問われることはありません。評価や注目を集める言葉が氾濫し、それらは現実から遊離し、この世界は混乱の極みにあります。インターネット上での風評被害は社会問題となり、中には自殺にまで繋がる事例まで存在しているのです。
木の花ファミリーは、このような社会の中、地に足の着いた生活を大切にして来ました。そして、自我が生み出すイメージを離れ、実際の自分を知り、人間性を育んで来ました。そこには現代社会の混乱を超える揺るぎない価値、そして希望があるのです。

20146月、「木の花ファミリーで起きたこと」というサイトが立ち上がりました。このサイトでは「これから書くことはあくまで可能性に過ぎません」と巧みな表現を用いながら、木の花ファミリーについて、暴力的で危険なマインドコントロール集団という物語が創作されました。木の花ファミリーでは、同サイトを管理する「コミュニティの課題と可能性を考える会」に対し、真実を検証する場を持つことを提案して来ましたが、同会が応じることはなく、上記サイトは今も存在し続けています。

彼らは木の花ファミリーを悪と見立て、社会正義の側に立っています。ですが、その情報は歪んだものであり、真実とは異なります。その証として、どんなにバッシングを受けようとも木の花ファミリーの暮らしが揺らぐことはありませんでした。それはこの暮らしが宇宙の法則に基づいたものであり、実態が伴った本物の生活だからです。だからこそ、実際に木の花ファミリーを訪れる人々にはその価値が伝わっていきました。その事実こそが、木の花ファミリーをバッシングする人々の心を浮かび上がらせます。そこで語られていることは彼らが創り出している世界なのです。

彼らは社会正義の立場に立ちます。ですが、その心に奥にある動機は純粋なものとは言えません。現代の社会規範がその行為を許したとしても真実は心の奥にあります。自分自身の中にある歪みや悪意の存在に真に向き合う時、この世界の実態に触れ、人は生を受けた本当の意味を知ることが出来るのです。それこそが木の花ファミリーの実践です。

今、多くの人が自我に囚われ、己に都合のよいイメージの中で暮らそうとしています。それが社会の混乱を生み出し、木の花ファミリーへのバッシングも生み出しています。私たちはそんな社会の風潮を懸念し、「木の花ファミリーで起きたことを検証する」を立ち上げました。その目的はあくまで人々を真実、そして新しい時代に誘うことにあるのです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

※「木の花ファミリーで起きたこと管理人とのやり取り」も同時にUPしています。

片山佳代子氏とプロバイダーの対応


「インターネットと暴力」にも触れられていますが、「木の花ファミリーで起きたこと」を情報源とし木の花ファミリーを訪れたことのない人々までもがネット上で木の花ファミリーへの批判を展開しました。ガンジー研究家である片山佳代子氏はその一人で、ホームページやブログで木の花ファミリーの批判を展開しています。


片山氏は「木の花ファミリーで起きたこと」の情報を鵜呑みにし、私たちの言葉を聞き入れることはなく、実際に木の花ファミリーを訪れることもありませんでした。それは真実から目を閉ざし、対話も拒否している状態です。

例えば、片山氏は「集団で共同生活をするとなると、どうしてもリーダーを置いて、そのリーダーに従うような組織にならざるを得ない」と書いています。そして、「木の花ファミリーはリーダーが間違え、組織全体がおかしくなった」と結論づけます。ですが、共同生活にリーダーが必要な根拠はどこにも示されていません。そして、木の花ファミリーで起きた出来事を具体的に検証することもしていないのです。もし出来事の背景、そして、そこに至る流れを検証する姿勢があれば、全く違う景色が見えるはずなのです。

検証をせずに暴力やマインドコントロールという物語を真に受け、それを広げていく。

そこに片山氏の人間性が現れています。

私たちは、そのような片山氏の姿勢を受けて、プロバイダーにサイトの削除申請を行いました。それは真実を明らかにするための取り組みです。

NIFTYへの削除申請


私たちはプロバイダー責任法に則り、NIFTYに対して削除申請をしましたが、郵送した2日後には「通知書」が返送されました。「通知書」には「貴依頼書の記載内容からは、貴殿の権利が不当に侵害されていると信じるに足りる相当の理由があると判断できない」と書かれ、NIFTYがサイトに削除には応じることはありませんでした。
2日後に通知書が返送されてくる速さからすると、NIFTYは片山氏に削除申請について照会を掛けることもしていないと思われます。つまり削除申請の内容について吟味をしていないのです。そこに顧客からの利益を優先するNIFTYの姿勢が伺えます。その姿勢が社会に何をもたらしているかをNIFTYには問いたいです。

Hatenaへの削除申請


HatenaNIFTYとは違い、片山氏へ削除申請についての照会を掛けました。
ですが、片山氏は週刊文春の存在を根拠とし、記事の削除を断りました。その際、以下のページの文章を引用し、私たちが週刊文春の記事を事実と認めていると結論づけています。

「私たちも望んでいない不幸なことが起きたことは、外部の人たちからご指摘を受けるまでもなく、私たち自身が大切にすべきこととして学び、今後同様のことが起きることのないことを確認し合いました。そのことを改めてここに宣言します。」
      (「木の花ファミリーの総意として 〜「週刊文春」への掲載を受けて」より)

ですが、私たちは週刊文春の記述について事実と認めたことはありません。週刊文春の記事により、インターネット上にてバッシングが広がり、私たちを支援して下さっている方々に心配や迷惑を掛けることになりました。そのことを不幸なことと表現し、同様のことが起こらないように努めているのです。上記のページ全部を読めば、そのことは理解できるようになっているのですが、一部分のみを取り上げるところに片山氏の作為を感じます。

このことをHatenaに伝えたのですが、Hatenaが取り合うことはありませんでした。「照会を再び掛けることは、発信者に削除を強いることに繋がる」という理由です。そして、このブログも削除されずに今に至っています。片山氏の作為についてはそのままです。
Hatenaの対応にも形式的なものを感じました。

加えて、片山氏が普段から週刊文春の記事を信頼しているのかどうかも疑問です。なぜなら週刊文春の記事を名誉毀損で訴える事例が多々あるからです。非暴力を掲げる片山氏ならば、人を傷つけている週刊文春の記事は批判の対象なのではないかと思います。ここにも片山氏の作為を感じます。

ちなみにマツコ・デラックス氏も週刊文春の報道姿勢を疑問視し、以下のように述べています。(【マツコ・デラックスが週刊文春の報道姿勢を疑問視「抹殺したいのかな」】)

(現在のインターネット社会では、週刊誌で報じたことが、週刊誌だけでおさまらず、インターネット上で)「世論が形成されてしまって、ひとりの人生をボロボロにすることが簡単にできてしまう」

「唯一、週刊誌が攻撃できるメディアだった時代と、同じ論調でやっちゃっていいのかなと思う」「ネットを含めた世論の形成のされかたを見てると恐怖は感じるよね」

片山氏、そしてHatenaこのような言葉に耳を傾ける必要があるのではないかと思います。

真実を明らかにする


この記事の目的はあくまで真実を明らかにし、人々や社会を解放し、未来への希望へと繋げていくことにあります。そのために人間は自身の闇と向き合う必要があるのです。これをきっかけに一人一人が自分自身との対話が始め、それが他者との対話へと繋がり、豊かな世界が実現することを願っています。


木の花ファミリーのみんな@マヤの式典(2016年7月26日)


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ヒーローを求める心

ガンジーやキング牧師などのヒーロー


マハトマ・ガンジーの非暴力運動は、インドにイギリスからの独立をもたらしましたが、
独立運動のさなかヒンドゥー教徒とイスラム教徒との対立は激化していきました。
その結果、イスラム教徒の地域は今、パキスタン、バングラディッシュとして分離独立しています。
そして、ガンジー自身はヒンドゥー原理主義者の凶弾に倒れています。

キング牧師の演説『私には夢がある(I have a dream)』は多くの人々に感動をもたらし、
公民権法制定に繋がりましたが、アメリカから人種差別は未だなくなっていません。

この7月、白人警察官による黒人の射殺事件が起き、それが黒人のデモに繋がり、
黒人による白人警察官の射殺事件にまで及んでいます。

ガンジーもキング牧師も偉大な人であり、平和を訴え、世界に大きな影響を与えました。
ですが、争いは絶えることなく現在も続いています。

ガンジーもキング牧師も時代が生み出したヒーローであり、
その背後には人々のヒーローを求める心があります。

多くの人がヒーローを求めています。

今、社会は大きく混乱し、地球環境の破壊も進んでいます。
そんな中、立派な指導者を求める気持ちが人々の中に生まれます。

ですが、ヒーローが存在するためには悪者が必要となります。
ヒーローと悪者はセットとなり、
人々のヒーローを求める気持ちがそのまま悪者を生み出し続けるのです。

これからどんなに偉大な人が現れ、人々を導いたとしても、
人々の中にヒーローを求める気持ちがある限り、真の平和が訪れることはないのです。

そして、時代もそのことを人類に教えようとしています。

今、世界を見渡しても、未来を託せる指導者は見当たりません。
アメリカ大統領候補のトランプ氏などは託すどころか人々の不安を増幅させています。

日本に目を移すと、7月10日行われた参議院選挙では、
三宅洋平さんの選挙フェスは多くの人々を惹きつけ、大きな話題となりました。
ですが、三宅洋平さんは当選することはありませんでした。
当選すれば、多くの人の期待を背負う存在(ヒーロー)となったかと思うのですが、
結果、当選には至りませんでした。

これらの出来事は、これからの未来を切り開くのは一人の英雄ではなく、
一人一人の人間の目覚めだということを示しているのです。

ヒーローを求める心がある限り、人々は悪者を同時に生み出します。
そして、争いは生まれ続けます。

この状況を変えていくためには、一人一人が自分自身の心と向き合う必要があります。
そして、自分自身を知り、自分の人格にメスを入れていくのです。
その時、人々の心の中にある不調和な種が摘み取られ、真の平和が生まれるのです。

それは一人一人が主役になるということも意味します。
みんなが主役なので、この世界にはヒーローは存在しなくなるのです。

自分の取り組み


木の花ファミリーの暮らしは時代の先駆けとして存在し、
一人一人が自分の人格にメスを入れることによって成り立っています。

ですが、まだまだ途上にあります。

木の花ファミリーでは毎晩大人ミーティングを行っていますが、
創設メンバーのいさどんはミーティングに来たり来なかったりしています。

そして、最近自覚したのですが、
僕の心はいさどんがミーティングに来るとスイッチがONとなり、
いさどんがいないとOFFになるのです。
これはいさどんの頼っている心の現れであり、主体性がありません。
その姿勢は日常生活にも繋がります。

いさどんはみんなの日常生活についてこんなふうに語ってくれたことがあります。

☆彡 ☆彡 ☆彡

僕が行くことで緊張するとかそういうことではなくて、
多くの人は自分のやっていることが見えていないのです。
そこに僕が行くことによって、見えていなかったことが明らかになるのです。
つまり、それまではOKにしていたことが、よく見ることによってOKではなくなるのです。
こういう人は普段から失敗をしているのです。

多くの人は自らの欲望のままにそれに翻弄されて生きています。
これは意識が自分にばかり向いている状態です。
この状態では心からの気づきは生まれず、失敗も見えないのです。



☆彡 ☆彡 ☆彡

自分の欲望に翻弄されている状態。それはスイッチがOFFの状態です。
スイッチがOFFのため、意識が自分にばかり向き、失敗も気にせず暮らすようになります。

スイッチをOFFにして暮らすことにより、問題(悪者)を生み出します。
そして、それを正してくれるいさどんをヒーローに持ち上げることになるのです。

これは無自覚に僕らが生み出している世界ですが、
こんな世界をいさどんは決して望んでいません。

多くの時間を、スイッチをONにして過ごすことが大切です。
そうするとで、自発的に生きて自分が主役になっていきます。
その時、いさどんがヒーローでいる必要はなくなり、
みんなが助け合い活かしあう暮らしとなっていくのでしょう。

そしてそれこそが未来の人類のモデルの暮らし。
そんな未来に向けて、僕は自発的に生きていきます(^-^)


今年から始めた木の花ファミリーの蓮池。いさどんが管理してくれています。




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全体の流れの中に自分の想いを位置付ける

自分の思考や行動が周りに何をもたらしているのか?
自分の存在が周りやこの世界に何をもたらしているのか?
この世界の中で自分はどのような位置をしめているのか?

こんなふうに思っている時と、

「自分」はちゃんと行動出来ているのだろうか?
「自分」は相手に気に入られているのだろうか?

こんなふうに思っている時と。

ぼーとしていると後者のように思っている時間が増えて、
それが受け身の姿勢となって現れます。

だから意識して自分を全体の中に位置づけて考える癖をつけていくのです。

全体の流れの中に自分の想い、自分の存在を位置付ける。
好き嫌いや損得感情を超えて。
ただ客観的に位置づける。

そんな姿勢でいる時、自分の中に自発的な想いが湧いてきます。

世界中で約70憶の人々がそれぞれの想いを抱えて生きています。
みんな思い思いに表現し、もしくは抑圧して生きています。
多くの人が全体の流れは意識せずに、自我に翻弄されて。

今、想いは不協和音となり、世界が混乱の極みにあります。
それは自我に翻弄されて生きる人々の総和の姿です。

時代の流れと共に世界は常に変化し続けています。
それを意識し、自分の想いをその流れの中に位置づけます。

そして、全体と呼吸を合わせて、相応しいタイミングで表現をし、対話をしていく。

その時、自分の想いは全体の流れの中で、みんなの中で満たされていきます。
それはいつも自分の想像をはるかに超える出来事。

全体の中に自分を位置付けることで、そんな未知の世界が開かれていくのです。

そして、多くの人がこんな姿勢で暮らすようになった時、
この世界には美しい想いのハーモニーが響き渡ることでしょう。

そんな未来に向けて。

僕はこれからより自発的に生きていきます(^-^)

ミセス・ローカム(蓮の花)を鑑賞中。

ミセス・ローカム(蓮の花)です。


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みんな自我の幻想の中で暮らしている。

僕のブログ「ただ湧いてきたものを表現していく」について、いさどんとようこちゃんは以下のような会話を交わしたそうです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

いさどん:

人柄にメスを入れることは難しい。でもそれは、人柄を変えるわけではなく、さわやかに生きるということなのに、人柄を変えてしまおうと思ったら無理がくる。人柄は個性だから活かさないといけない。

ようこ:

たとえば、今回のなかのんのブログに表現されているのは、あくまでもなかのんでしょ?でも、魂がこもっていたね。

いさどん:

この人は柱が立ってきて、物事が観えてきたということが感じ取れる。

ようこ:

それはやはり、なかのんがいさどんに伝えられたことを受けて、人柄にメスを入れているからだね。

いさどん:

今までなかのんのブログを読むと、そこにはアピールがあって、僕に言われたことも自分で考えたように書いていたようなところがあった。ところが今回は、いさどんがこう言いました、ということが素直に載っている。

☆彡 ☆彡 ☆彡

これを聴いて、思い返してみると、確かに僕はいさどんに言われ、
それにより理解したことを自分で考えたように書いたことがありました。

理解したことを自分の考えにしていく。

それは成長に繋がる大切なプロセスですが、
自分で考えたように書くことは正確な表現ではありません。
それは自分を高く見せる行為であり、
評価を求めるためにいさどんの知恵を利用したとも言えます。

その行為の奥にはアピールの心があり、アピールの心が正確ではない表現に繋がります。
そこで語られる言葉には魂(本当の自分・実態)がこもることはありません。

ここで今の社会を見てみます。

すると、アピールのために語られ、魂(実態)が抜け落ちた言葉が溢れていることを感じます。

例えば、安倍政権は2012年の三党合意で定められた消費税増税を先送りにしています。それは世論の機嫌を取るためのアピールであり、民進党も同調し、合意の重みはすでに失われています。

安倍政権は、2020年度の基礎的財政収支の黒字化や名目GDP600兆円の達成なども目標として掲げていますが、とても実現するようには思えません。ですが、これらは多くの人にとっても都合がよい目標となっています。なので、そのまま流されていき、言葉からは完全に魂(実態)が抜け落ちていきます。

そして、今回の参議院選挙で東京選挙区から出馬した三宅洋平さん。
彼の言葉はとてもかっこよくて、多くの人を惹きつけます。
ですが、多くの人々の日常には、そこで語られたことは反映されません。
三宅さんの言葉は人々に高揚感をもたらしますが、それだけとも言えます。
そこに魂(実態)を感じることは出来ません。
※こんなふうに書いている僕も3年前は三宅さんの言葉に心が震えていたのですが・・・

歴史を振り返れば、多くの人々を惹きつける演説は多々あります。
それにより人々は夢を描きましたが、世界は変わらず、争いを続いています。
夢を描き、社会運動をしたとしても、多くの人は自分の人格にメスをいれることはありません。
世界の争いの種はひとり一人の心の中にあります。
それがそのまま残されているため、どんなに熱心に社会運動をしても、
争いがなくなることはないのです。

こんなふうに見ていくと、みんな自我の幻想の中で暮らしていることが分かります。
自分の実態を見ずに、人格をそのままにし、幻想の中で一喜一憂しているのです。

自我は人を惹きつけることを望みます。
そのため実態を無視し、頭で思い描いたことを語り続けるのです。
自我による幻想でいっぱいになっていると自分が実態を無視していることにも気づきません。
そして上手に語れる人が評価を得て、それが利益に繋がり、社会を動かしていくのです。

そんなふうに成り立っている現代社会はまさにバーチャルな世界。
そのバーチャルな世界の奥で、実態(実体)が行き詰まりを迎えているのです。
自然災害やテロリズムはその表れとなっています。

そしてまたあらためて昨日の自分を振り返ります。
すると自我の考え(思惑)により魂(実態)の声を無視する瞬間が何度もありました。
それはまだまだ自我の幻想に囚われている証であり、全体性の欠如です。

自我にメスを入れ、そぎ落とすことによって見えてくる自分自身の実態。
それはどんなに未熟であっても宇宙と一つであり、天と繋がっています。
だから、そこから湧いてくる言葉は常に天からの言葉なのです。

自分の実態の未熟さは天の未熟さであり、それを表現し学ぶことで、天と共に成長していく。

それがこの世界に生を受けている意味であり、だからこそ自分自身の自我にメスをいれ、
自我の幻想から自由になる必要があります。その時、見えてくる自分の実態がどんなに醜いものであったとしても、それは天からのギフトであり、この宇宙の根源に至る鍵なのです。

これは希望の話なのです。

僕の実態はどこまでも成長していきます。
そして、それに応じて現実がどのように変化するかは未知数です。
それは僕の想像をはるかに超えたもの。

ただ間違えないのは、その先にすべての存在が調和した真の平和が訪れるということです。

昨日(7月15日)の朝の蓮の花です。

今朝(7月16日)の蓮の花です。


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ただ湧いてきたものを表現していく

松岡正剛さんは千夜千冊1604夜『勝手に選別される世界』の中で、「評判の社会」から「評価の社会」へと変わっていくことが大切だと述べています。以下、松岡さんの文章を引用します。

☆彡 ☆彡 ☆彡


むろん評判がいいのは悪いことじゃない。視聴率がいいのもベストセラーが出るのも結構だ。けれども21世紀の現在社会はついつい「評判の社会」になりすぎてきた。芸能界を筆頭に、評判で人気とりをするポビュリズムは政治家たちを含めてずっと以前からあったけれど、アクセス数に溺れまくるネット社会になって、その傾向が極端に増大した。増大しただけではなく、それが止まらなくなった。

   ~ 中略 ~

われわれが望むべきは評判ではない。今後の社会に示されていくべきは評判のランキングではない。ましてその集計結果ではない。「評価」(evaluation)の内実であるべきである。「いいね」のヒット数などではなく、「いい」をめぐる対話を交わすことなのだ。


だから「評判の社会」から「評価の社会」へであり、「レピュテーションからエヴァリエーションへ」なのだ。「レピュ」から「エヴァ」へ。これがぼくの注文なのだ。

☆彡 ☆彡 ☆彡

そして、テレビ番組の中で、橋本徹さんは政治について以下のような発言をしたと聞きました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

政治というのは多くの人から賛同を得ることが大切で、それが社会を動かしていきます。
内容は重要ではないのです。


☆彡 ☆彡 ☆彡

7月10日、参議院選挙が行われましたが、その結果はまさに「評判の社会」の現れのように感じました。今、どの政党も決定的な政策を描くことは出来ていません。そんな中、政策の内容ではなく、知名度や評判が人々の投票先に大きな影響を与えていくのだと思います。そして、そこには人々の損得感情も絡んでいきます。

作りだされる評判と人々の損得勘定。

それにより政治家が生まれ、社会も動いていくのです。

今、多くの人が「うけ」を狙います。
「うけ」が評判を生み出し、評判が経済的利益を生み出すからです。
人々に「うけ」、経済的利益が生まれれば、内容はどうでもよいのです。

こんなふうに実態の伴わない言葉やイメージが溢れていく。
それが現代社会の特徴で、実態は大きな行き詰まりを迎えているのです。

この世界の実態は置き去りにされたままになっています。

話しは変わって、昨日、僕はいさどんから以下の言葉を貰いました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

なかのんがミーティングなどで話しをする時、まだアピールの心を感じる。
アピールする心は自我であり、濁り。
そうではなくただ湧いてきたものを表現していけばいい。

☆彡 ☆彡 ☆彡

なぜアピールをするのかと言ったら、その理由は評価を得たいからです。
そして、それは結果を気にする気持ちとなって現れます。

結果を気にすると心が濁ります。
発言する内容は純粋に湧き出たものではなくなります。
結果、真の評価を得ることは出来ません。

自我が自我を満たすために発言をしていく。

それは浅い人々の間では評判を生み出すこともあります。
同調する人がいれば、満たされていくこともあるでしょう。
ですが、これは変化のない貧しい世界です。

結果を思い描き、思い通りにしようとする。

それは自我の働きであり、実態から離れたイメージの世界です。
このような中では置き去りにされた実態は育っていきません。

まずは自我の幻想を離れ、自分自身の実態を掴む必要があります。

自分自身の実態を掴んだ時、自我の奥から湧き上がってくるものがあります。
それをただ表現していくのです。

思い通りにしようとするのではなく、ただ表現をするのです。
そして、その表現がこの世界と自分に何をもたらすのかを見ていきます。

世界の中で、大いなる流れを意識し、自身の想いを通して人と対話をしていく。
そうすることで予測を超えた新しいものが生み出されていきます。

このような経験が積み重なり、実態が変化していきます。
実態の変化とはつまり人間性の向上であり、
一人ひとりの人間性の向上だけが今の社会の生き詰まりを突破できるのです。

だから僕はただただ人間性を向上させていきます(^-^)

そして、そんなふうに生きていきたい人には以下のイベントがお勧めです。

7月16日~18日 第10回大人サミット 地球会議 in 木の花ファミリー

共に語り合う中で、自我を離れ、人間性を向上させていきましょう♪

第9回大人サミットより

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世界と共に成長していく。

昨日は七夕。木の花ファミリーでも笹を切ってきて、短冊を飾りました。
笹に飾る子どもたちの「願い」を見るのはとても楽しい時間となりました。

1年前の七夕はとても印象に残っていて、その日、僕はいさどんと一緒に大町に行き、車中で沢山の会話を交わしました。その中の一つが以下のものです。



☆彡 ☆彡 ☆彡

常に意識を全体性に持っていく必要があります。
あなたは今、個人的願望を抱えているわけだけれども、それをどう超えていくのか?
それが重要です。
個人的願望が全体性と共通していればいいのです。
例えば、個人的願望が宇宙の法に基づいていたら、それは理に適っていきます。
個人を高めるためというならば、それは全体性を持つことが個人を高めることであり、
全体性と個人は本来、共通していることなのです。
ですが、個人が抜きん出てしまうと、天が「それは違う」と滞りを与えてくれるのです。

心を磨いた結果出会うことがあります。願いが叶わない状態も自分を高める要素です。
「はい!分かりました」と叶うようなことなら、その願いは本当に自分を高めません。

だから何より心を磨き続けることです。

そして、自分を高める努力をしていると、その努力したことでエネルギーが消費され、他のものはいらなくなります。いらなくなった状態をさらに超えた世界。共通の世界で極めていく世界がその次にあるのです。個人で高める努力から「みんなで」とか「一つになる」というところで極める世界があるのです。

それは前人未踏の世界。我々は前人未踏の世界を創らなければならないのです。


☆彡 ☆彡 ☆彡

この世界にあるものはすべて一つの法則の下に生かされ暮らしています。
ですから、すべての存在は天の顕れです。

湧き上がる想いは、最初は天からのメッセージです。
ですが、自我はそれを維持することを求めたり、なくすことを求めたりします。
その自我の働きが「想い」を個人的なものにしていきます。
そして、それが極端になると、正すために天は滞りを与えてくれるのです。

「想い」に自我の意図が加わることで、「想い」は個人的なものになっていきます。
そして、それは時に、この世界の循環の仕組みから外れ、滞りとなっていくのです。

ですから常に全体に開かれ、「想い」を通して対話していくことが大切です。
その時、「想い」は全体の中で循環していきます。
その循環は、新しい何かを生み出し、自分と全体が共に成長していくのでしょう。

自らの「想い」を出すことは世界に対する働きかけであり、
それを通して、世界の中に自らを解き放っていくのです。

そんなふうに生きていく。

今、僕は成長し昨年とは違う立ち位置に立っています。

だから今、僕の願いは僕と世界を成長させていくのです。

いさどんは昨年、こんなことも語っていました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

多くの人は自分のやっていることが見えていないのです。そこに僕が行くことによって、見えていなかったことが明らかになるのです。つまり、それまではOKにしていたことが、よく見ることによってOKではなくなるのです。こういう人は普段から失敗をしているのです。

多くの人は自らの欲望のままにそれに翻弄されて生きています。
これは意識が自分にばかり向いている状態です。
この状態では心からの気づきは生まれず、失敗も見えないのです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

人が成長すると今までOKであったものがOKでなくなっていきます。
それは世界も一緒です。

2016年夏至、銀河の夜明けを経て、時代は本格的に光の時代を迎えています。
闇に光があたり、今まで見えなかったものが明らかになっていくのです。

パナマ文書はその一つの例でしょう。

そして、イギリスの国民投票もイギリスやヨーロッパの実態を明らかにしました。
バングラディッシュやイラクでのテロも世界の実態を明らかにしています。

沢山の痛ましく悲しい事件。

それらが明らかにしていく人間の実態。

それは事件が起きる前から人間の中にあったものです。

事件が起きるのは今までOKであったことがOKではなくなることを示しています。
そして、それは銀河の夜明けを迎えた宇宙の成長、進化によるのです。

人間は宇宙のこの進化についていく必要があります。
ですが、それは本当はとても簡単なことでただ宇宙に心を開けばいいのです。
その時、宇宙と共に進化していく暮らしが生まれていくのです。

そんな暮らしに向けて、語り合いたい方は以下のイベントに是非ご参加下さい。

7月16日~18日 第10回大人サミット 地球会議 in 木の花ファミリー

未来に向けたビジョンを共有しましょう!

そして、マヤ暦の新年のあたる7月26日。

共に祈りのウェーブを起こしましょう!



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宇宙という法の下、自らを解き放つ

「宇宙は独裁者!」という言葉がいさどんから出ました。
それを聴いて僕は以下のように思いました。

☆彡 ☆彡 ☆彡



自分を含め、この世界に存在するものはすべて宇宙の一部なのだから、
宇宙が独裁者ということは自分も独裁者であるということ。
自分だけでなく、すべての存在が独裁者となります。

それはすべての存在が一つの法則の下に考え、判断し、行動していくということ。
すべての存在が一つとなるということです。

民主主義は本来、すべての存在の意思を大切にするはずなのですが、
それは今、機能せず、世界に対立や混乱を生み出しています。
それは、人々の意識が表面的な違いに囚われているからです。
表面的な違いにより自己主張し、それが纏まらず、賢明な判断から遠ざかるのです。

この世界は一つの法則の下に運営され、表面的な違いは一つの本質に集約されます。
それは一人一人の人生の背後に流れる宇宙という大いなる意思です。

宇宙は絶対的で存在で、すべての存在がその意思の下、生かされています。
各々がそれと対話し沿っていく時、すべての存在が独裁者となり、
それが一つの纏まりとなり、この世界に真の調和がもたらされるのでしょう。

☆彡 ☆彡 ☆彡

そんなことを少しだけ大人ミーティングで話した時、いさどんは以下のように語りました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

変化し続けることが宇宙の本質であり、宇宙は永遠に真実を解き明かしていきます
ですから、人間に出来ることは「現在これが真実」という考えを持つことであり、
「これが絶対」ということはなくなります。

現在の多くの争いの原因は、自分が正しい側にいるという観点によります。
「自分が正しい」という側に立たなければ、そこには争うエネルギーはなくなります。
この世界は永遠に変わり続けるだけであり、変わり続ける情報に過ぎません。
人々はお互いに情報交換をするだけとなります。
これがこれからの人類が得る必要のある発想となります。

この発想がないと人類は西暦3000年を迎えることはありません。
2000年から3000年の1000年紀も15年と半年が過ぎましたが、
人類は大きな変化の時を共有しているのです。

今、私たちが語る真理は、過去の宗教が語ってきたものと違いはありません。
ですが時代の分だけ変化しているのです。
宗教は真理を経典として固定化することで、大事を失いました。
真理は常に変化することを忘れてはいけません。

変化の時にはメッセンジャーが現れます。
破壊や秩序を示すためのメッセンジャーが登場するのです。
それが今の時代に見て取れます。

うつ病のようなトラブルもメッセージであり、新しい時代を切り開くためにあります。
ですが、そのことの奥を見なければ、うつ病の患者が一人いるだけとなります。
今、人間社会はうつで病んでいるような状態です。
地球環境も病んでいます。
それは地球が抵抗力を示し、人間に対しその矛盾を示している状態です。

今、太陽の黒点は異様な活動をしています。
地球のマグマの活動がおかしくなっています。

私たちは天体と共にあって、天体と共に生きています。
そのことを思い出す必要があります。

21世紀は宇宙時代となります。
人類はまだ宇宙ステーションに行っていますが、それは物理的なことであり、
宇宙にごみをまいているだけとなります。
21世紀は外ではなく内に向かう時代となります
宇宙は私たちの内面にも存在しています。
そして、それは私たちの真実です。

これからは人類の真実に出会う時代となります。
今まで人類は、自分たちの欲望を叶えることが豊かさで、
その延長に幸せがあると思っていました。
それが今まで人類の姿であり、そこに医療も経済も政治も宗教もすべてありました。
ですが、時代は新しくなり、今までの手法は上手くいかなくなっています。

宇宙の構造、宇宙と私との関係に気づくこと。
人間の中には自分自身の宇宙としての在り方が情報として眠っています。
ですが、それは自我にまみれていては分かることがありません。
それは、個人が自我という独裁者に囚われている状態です。
この状態では、他者との間に矛盾を生み出し生きることになります。

自らを自我の中に閉じ込めている枠を取り払い、宇宙という法の下に自らを解き放つ。
それが21世紀に人々に課せられているハードルとなります。
このことに気づかなければ、どんなに知識を学んできても、
それは人智であり、新しい時代を導くことは出来ません。

自我の囚われから自分を解放すれば、人間は宇宙そのものとなります。
そういうことが可能になるのがこれからの1000年紀です。

善と悪。正しいと間違え。

今、多くの人がこのような2元的思考をしています。
これからの時代は対立を超えて物事を立体的に捉える3次元の脳が必要となります。
3次元の脳を使うようになると極めて奇抜な発想が生まれるようになります。
その時、宇宙がここにいながら分かるようになるのです。

真理とは教育を受けて得るものではありません。
真理とは見えるものが見えたものに沸いてくるものであり、
その受け皿はすべての人間が持っているものなのです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

自我と自らの中の宇宙。

それらを対話させながら、自我を宇宙という法の下、解き放っていく。
それを続けることで自分とこの世界に変化をもたらし続けること。

そんなふうに生きていこうと思っています。



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想いを通して新しい何かを生み出していく

バングラディッシュの首都ダッカでレストランが襲撃される事件が起きました。
僕はこのニュースを目にした時、藤崎亜矢子さんのことを思い出しました。
(亜矢子さんは昔お世話になったプロセスワーカーです。)
そして、メッセージを出そうと思いパソコンを開けたら、
すぐに亜矢子さんのFacebook投稿が目に入って来ました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

テロリズムのニュースを聞くのはいつも辛いものですが、今回のダッカのニュースは特に堪えました。それは一週間前に妹の住んでいるダッカを訪ねたので、妹や知り合い、そして自分自身が犠牲になっていたかもしれないと想像してしまうだけでなく、同じような想像をテロリスト側にもしてしまうからです。
12年ほど前にダッカに2ヶ月ほど滞在して、ストリートチルドレンのために働く現地のNGOワーカー(オポロジョバングラデシュ、シャプラニール)たちにカウンセリング/コミュニケーション研修をするという機会がありました。そしてその2年後にまた研修をしました。そのときに学んだのは、ストリートチルドレンにとって最大の脅威は人身売買をする人だということです。彼らも善意のNGOワーカーも親切そうに子供たちに近づくために、子供たちはNGOワーカーと人身売買商人を見分けないとならないのでした。


今回の滞在で学んだのは、今や新たな脅威は過激主義者が経営する学校だということです。多くのNGOのようにこうした学校は住む場所や教育を提供しますが、そこで子供たちを洗脳してしまうそうです。ですからもちろんその可能性はほとんどないのですが、「テロリストは知っている男の子かもしれない」「自分もこうした貧困の中に生まれたら私もそうなってしまうかも」とつい考えてしまいます。善悪の境界というのがあいまいになり、犠牲者もテロリストにも思い入れてしまいいつも以上に心が痛みます。
☆彡 ☆彡 ☆彡

この世界には悲しい出来事が溢れていますが、
それらは人々の日々の姿勢が生み出しているものであり、
自分も関係しているのです。

だから日々の暮らしの中で、対立を超える新しい価値観を生み出し、
それを未来に繋げていくことが大切になります。


話しは変わって今朝、僕は散歩中に野良ネコに出会いました。
出会った瞬間、相手が僕のことを警戒していることが伝わって来ました。
それに対し、僕は深呼吸し、心を鎮めました。
そして、友愛の気持ちを向けてみました。
すると、ネコも落ち着き、その場で座り込みました。
こんなふうになると、僕の中にネコを撫でてみたい気持ちが生じてきました。
ですが、相手は野良ネコです。
普段あまり人に接していません。
そんなネコが人に撫でられることを求めているわけはないのです。
少し近づこうとすると、ネコは離れていこうとしました。
僕は再び、心を鎮め友愛の気持ちを向けると、
ネコは再びその場に座り込みました。
しばらくして、僕はネコに気持ちを向けながらその場を去りました。


想いが生じた時、それを叶えようとすると無理が生じることがあります。
ネコを撫でようとする行為がそうだし、テロはその極端な形と言えます。
そして、それは自分の思考の延長線上にしかありません。

想いが生じた時、その想いを通して、世界の中で対話をしていく。
相手の気持ちや世界の流れを感じながら。

その時、きっと新しい何かが生まれ、
それは自分の想像を超えたものとなっていくのです。

自らに湧き上がる想いは世界との対話の材料です。
きっとそれを通して新しい何かを生み出していけるのです。

今、多くの人が自らの思考の延長線上で想いを実現しようとしています。
その姿勢がテロに繋がっているのだと思います。

もし、世界の人々が自らの想いを対話の材料と考え、
世界に対して開かれていけば、
新しい何かが生まれ続け、それはきっと世界を調和に導いていきます。

そして、その調和はすべての存在を生き生きさせていくことでしょう。

テロのニュースと散歩中の野良ネコとの出会い。
全く関係のない2つの出来事を通してそんなことを思いました。


今朝の富士山と太陽です。ちなみに今日は新月。新しい始まりです。



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心が変わればすべてが変わる

人類の可能性を切り拓く」で紹介しているように、
木の花ファミリーでは今、医療革命へ向けた取り組みをしています。
それは心への取り組みであり、心を変えることによりすべてを変えていく取り組みです。

昨晩の大人ミーティングではその話題を受けていさどんは以下のように話し始めました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

心が変わればすべてが変わる。

その言葉を聞いてテロが浮かんできました。テロも人類の病気と言えます。
最近、イギリスは国民投票でEUからの離脱を決めました。
それに対して世界中が自国の通貨のレートや株価を気にして反応しました。
これも病気と言えるのではないでしょうか?
今、イギリス国内は世論が分断しバラバラになっています。
国民投票をやり直したいという声も生まれ、これは一種にうつ状態です。
このように見ていくとこの世界は病気だらけです。

☆彡 ☆彡 ☆彡

この話を受けて、僕は思いました。

イギリスの国民投票の結果を受けて、株価は大きく下落し、
その後の1日間だけで、世界の株式市場で2兆ドルもの含み益が喪失したようです。
businessnewslineより)

ですが元々、株価は実体経済よりもはるかに大きな数字となっています。
実体の伴わない数字により経済が運営され、それが時に実体経済を脅かすのです。
株価はイメージの世界と言え、それが世界を覆い、実体を見えなくしている。
そんなふうに思えます。

そして、その姿が人間の病気にも当てはまると思ったのです。

人間の心はいろいろな想像やイメージを生み出します。
それがその人の人生を覆い、実体を見えなくしていきます。
心が生み出した想像により人生が営まれ、それが時に実体(肉体)を脅かしていく。
それが病気なのだと思います。

今、多くの人が自らの実体(実態)を知らずに、
自らが生み出したイメージに翻弄されて生きています。
それが今の病気とも言える世界の状況を生み出しているのです。

それは人間の心が生み出しています。

だから心が変われば世界が変わり、すべてが変わるのです。

そのために一番必要なことは自らの実体(実態)を知り、それと向き合うことです。
実体(実態)と向き合うことで、人は自らが生み出したイメージや想像の奥に辿りつきます。
この時、人は自らの意思で新しいイメージや想像を生み出すことが出来るようになります。
そして、それが実体(実態)へと影響し、本当の変化へと繋がっていくのです。

宇宙や自然は常に変化し続けています。
ですが、人間は実体(実態)を離れ、イメージに翻弄されることで、同じことを繰り返すのです。

大切なのは実体(実態)に立ち返り、そしてそこと向き合うことです。
その時、宇宙や自然の本質通り、人は変化し続けていきます。

それは精神革命であり、一人一人の精神革命が新しい世界を生み出します。

そんな未来に向けて、共に語り合いたい方には以下のイベントをお勧めします。
共にわくわくする時間を過ごしましょう(^-^)

7月16日~18日 第10回大人サミット 地球会議 in 木の花ファミリー


そして、もう一つ宣伝。


木の花ファミリーから新しいサイトが生まれました。
その名も、木の花ファミリーで起きたことを検証する です。
副題は、「人類の可能性に挑戦する、大いなる実験場」
宇宙や人類の本質を明らかにし、新しい未来を描き出すサイトです。
これから順次、更新されていくので、お楽しみに(^-^)


6月2日玉ねぎ収穫の際の写真。実体のある暮らしを営んでいます。






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