突破口は気づきにある(4)

叶わぬ願いは自我(エゴ)から生まれていました。自我(エゴ)は自他を分けることで不足感を生み出し、欲しい心を育みますが、それは表面的なもので、僕の奥には宇宙の法則が流れています。そこから生まれるものが僕の本当の望みであり、それはきっとこれからすべて叶っていきます。というのは、そこには決まった形はなくただ探求があるだけだからです。

「こうなって欲しい」とか「ああなって欲しい」とかそういう望みではなく、ただ湧いてきた想いに基づき行動し、その結果から自分を知っていく。そう、それはただの探求なのです。特定の願いを叶えるのではなくただただ探究していくだけ。それが望みだからすべて望みは叶うのです(^-^)


それは法則と共に生きて法則から学ぶ人生です。その法則は宇宙の法則だから、僕は宇宙と共に生きているのです。





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上記は1年前のこの時期に書いた文章です。ただ探求していく。僕はあれから1年探求を続けたことになりますが、探求したものは次の瞬間過去のものとなり、そして経験として蓄積されます。蓄積された経験は生きる力となっていきますが、同時に囚われを生み出すこともあります。人間は経験に基づいて思考しますが、それが「分かった」という思い込みに繋がると世界を狭くしていくのです。いさどんはそのことについて以下のように語ります。

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人間以外に経験をもとにした思考で生きているものはいない。人間以外のものは、その瞬間瞬間を生きているだけなんだよ。それは思考をめぐらさない状態なんだよ。しかし、人間はそこに思考をめぐらすから、思考の上で結論を出そうとし、常にわかるものでありたいと思うんだよ。この世界に存在する人間を含めたすべてのものは、わからない未来に向かって進んでいる。これからの時代を生きる人々にはその謙虚さが必要なんだよ。

今、時代は新しいものを必要としている。古い形骸化したものの中にあり続けるとしたならば、それは自らに真実をもたらすことを拒む自我の汚れのようなもの。ただいつの時代もどんな教えも、今までの教えをすべて壊し、新たな価値観を生み出してきたのだから、今という時はその新しいものが生まれるチャンスなんだよ。

物事の真実を観る眼を育てないといけない。観る眼がないものがどんなに真実だと言っても、それはその目に見えるものの位置でしかない。だからこそ常に最先端を語るものは、その目に見えるものが常に変わり続けなきゃいけないということなんだよ。みえない流れがこの世界の奥に流れている。その流れを感じ取り、それと共に生きていく。それを常に感じて生きていく姿勢が必要なんだよ。それが、これから30世紀に向けて人類が歩む進化の姿だよ。

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変化変容がこの世界の本質であり自分も世界も変化し続けます。ですが、経験を積むことで「分かった」気になると、思考が固定し自分や世界を固定します。それが停滞へと繋がっていくのです。だから常に探求し続けることが大切です。

今、自分が真実だと思っていることは今の自分の位置から見える真実です。評価は視点が変わればいくらでも変化していきます。世界を脅威にさらしている北朝鮮の核・ミサイル実験は、北朝鮮からしたら「帝国主義を叩き潰す正義の核の宝剣」となり国威発揚に使われます。だから評価を求めることにはあまり意味がありません。大切なのは事実に即して考えることで、北朝鮮の核・ミサイル実験で言ったら、それが世界を脅威にさらしていて、歴史を辿れば、それは北朝鮮だけの責任ではなくアメリカや日本、韓国、中国、ロシア、関係する国々みんなで生み出しているということです。善悪という評価を超えて事実に即して考えていけば、出来事の奥を探求していくことが出来ます。そしてそこには時代が生み出す流れがあるのです。それが何かを探求し続けることが突破口となっていきます。

突破口は気づきにある

気づきとは変遷を見ていく姿勢から生まれるものであり、それには自分の立場を離れる必要があります。変化変容が世界の本質だから、出来事も常に変化し続けます。その変遷を見ていき、その奥の流れを感じてそこから表現していく。そうすることでそれぞれの立場を超えて未来に繋がる真実を語ることが出来ます。それは固定した回答を出すことではなくて、未来へ繋がる変化を生み出す探求なのです。

突破口は気づきにある

だから僕はその突破口に向けて探求し続けます。




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