識別してそぎ落としていく

戦争などに現れる人間の本質


8月15日、終戦記念日の大人ミーティングでは、
いさどんブログ「これは宇宙プロジェクトです」がシェアされました。

この中でいさどんは第二次世界大戦について説明を始めますが、
その説明は15世紀~17世紀の大航海時代に遡り、現代にまで至ります。
その背後には人間の欲深物語が流れているのです。

人間が自分のことしか考えず、他人のものを奪ってでも豊かになろうとした結果

第二次世界大戦の原因を尋ねられたいさどんは端的にそう答えましたが、
この人間の特徴は現在まで続き、経済格差や内戦などに繋がっています。

このブログからミーティングでは戦争などに現れる人間の本質についての話になりました。

そして、一昨日、以下の映像を見つけ、
終戦前日の8月14日23時30分に熊谷が空襲されていたことを知りました。

8.14,2330 - 最後の空襲、熊谷 ‐

翌日に玉音放送が予定されており、日本が降伏することが分かっているタイミングでの空襲です。
とても理不尽なものですが、これも人間の本質を表しています。

遠い過去から第一次世界大戦、第二次世界大戦を経て、現在まで続く人類の争いの歴史。
それらは人間の本質を表していますが、一つの方向性を追求することによって現れた本質です。

その方向性とは自我による可能性の追求であり、
一人一人が自我の欲望を追求し、それが集まることによって、
第二次世界大戦のような悲劇に発展し、それは形を変えて続いているのです。

今、宇宙は銀河の夜明けを経て、光の時代へと向かっています。
今まで人々は自我の可能性を追求し、離れ離れになっていきましたが、
これからは統合の時代となります。

人間の進む方向性は自我の可能性の追究から、自我を超える可能性へと変化していきます。
その時、全く違う人間の本質が現れるはずなのです。

木の花ファミリーの暮らしは時代を先駆け自我を超える可能性を追求して来ました。
それがすべてのものを分かち合う暮らし(経済)となって現れているのです。

   ※木の花ファミリーの経済については以下を参照して下さい。



自我を超えるためには、自我を知り、それと向き合う必要があります。

戦争などに現れた人間の本質は、自我が生み出したものであり、
自我を超えるためにはそれと向き合わなければなりません。
そのため僕たちは戦争などについて語り合う時間を大切にしているのです。

識別してそぎ落としていく


ところで、今日8月17日は父親の誕生日です。父さんは今日で70歳となりました。
僕は父さんから沢山の特徴を受け継いでいて、それは僕の自我となり、定期的に顔を出します。

1年前の10月、気付かぬうちに自我の可能性を追求し、
疲れて投げやりになっていた僕に対していさどんは以下のように語りました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

話すことがないというのはあなたの都合であって、
そのあなたの都合が全体にどんなものをもたらすのか?
そういうことを自分で感じてコントロールする段階に行かないといけません。
今、自分にはまっているからそういうことを言っているわけだけれども、
全体性というものを大事に考えていたら、そういうことは言わないはずです。
今のあなたの状態は定期的に起きてくるもの。
定期的に起きてくるならば、今はそこのポイントのところに向う良いチャンスだと思うが、
それをやらないといつまでも超えることは出来ません。
今、何をやれという具体的なことは何も言いません。
ですが、あなたのその姿勢では問題です。
きちんと向き合い超えていく。
それが覚悟というものです。
一人一人が自分と向き合ってみんなで場を創っていくのです。
そういうことをしないと次のビジョンは実現出来ないのです。

日頃、自分が安定している時に極めていこうという志と、
一度何か滞って、自分から見て自分自身の印象が悪い時の開き直り、
そして、やる気のなさがあなたの場合、極端になっています。
ですが、それは本当は逆なのです。
日頃の時ももちろん大事ですが、自分がやる気がなくなった時に自分と向き合う。
そこが一番のポイントです。

日頃、一生懸命に積み上げていたものが、
その状態だとある瞬間に全部ぶち壊してしまいます。

このあなたの本質が変わっていないのは、
覚悟を決めてそこに向き合っていないからです。



☆彡 ☆彡 ☆彡

つい最近、同じような疲れに襲われてしまいました。
自分を高め、全体を意識して過ごそうと努力していましたが、
その奥には自我の欲があり、それが噴き出す出来事があったのです。
これは本当に印象が悪い出来事で、1年前なら嫌になってやる気を失っていたでしょう。

ですが、今は違います。
昨年の滞りは僕の中で生きています。
加えて僕は、他の場面でいさどんが以下のように語っていたことも思い出しました。

☆彡 ☆彡 ☆彡

失敗して落ち込む人はその失敗で全部をなしにしていまいますが、それは違うのです。
自分自身と失敗をしっかり分析し、残すべき部分は残し、不必要な部分をそぎ落としていく。
そういう作業をする必要があるのです。
そういう作業をせずに良い部分、例えばやる気や前向きな気持ちなど。
それらもなしにしてしまうのは本当にもったいないことです。
それでは学びを積み上げていくことは出来ません。

☆彡 ☆彡 ☆彡

僕は自分を高めようとして、全体を意識して、日々の生活と大人ミーティングを楽しんでいました。
その姿勢は残すべきものです。
そぎ落とすべきは自我の欲であり、それをしっかりとやっていけばいいのです。

そんなふうに気持ちを切り替えると不思議と疲れが消えていきました。

心が変わればすべてが変わる

そんな言葉を思い出す瞬間でした。

わーい(^-^)


そうそう最後に戦争の話題に戻ることを忘れてはいけません。

自我の可能性を追求した人類は二つの世界大戦をはじめ様々な悲劇を生み出しました。
ですが、それは同時に科学技術をはじめとした知識を人類にもたらしているのです。
それらの知識はこれからも生かしていけばよいのだと思います。
そぎ落としていくべきは、自我の欲望です。

知識は生かし、欲望はそぎ落としていく。

そうすることで、人類の歴史はすべて生かされ、統合の未来へと至ることでしょう。









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